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山本 春也; Goppelt-Langer, P.*; 楢本 洋; 青木 康; 竹下 英文
Journal of Alloys and Compounds, 231, p.310 - 314, 1995/00
被引用回数:8 パーセンタイル:55.12(Chemistry, Physical)本研究では、N核反応法及びOを用いた反跳粒子検出法を用いて金属多層膜中の水素分布を高い深さ分解能(~100で測定を行った。試料は、MBE蒸着法によりMgO、AlO基板上に成膜したNb及びCu多層膜(100に種々の条件で水素を導入したものを用いた。結果、Cu膜中にはほとんど水素は存在せず、Nb層中に局在し、しかも、水素濃度がNbの膜厚が薄くなるにしたがい減少していくことが明らかになった。また、水素を高濃度及び低濃度に導入した試料においても、同様な傾向があることがわかった。発表では、本分析手法の詳細を加えて報告を行う。
石山 新太郎; 宇賀地 弘和; 衛藤 基邦
Journal of Alloys and Compounds, 231, p.895 - 897, 1995/00
被引用回数:1 パーセンタイル:22.97(Chemistry, Physical)利用温度500~1200Cを得ることのできる化学ヒートポンプを設計するために必要な水素吸蔵合金(MH)の探査を行った。高融点MHとして、Ca系、Ti系合金が考えられるが高温における水素の吸蔵放出の行える合金を開発するため、本研究では組成の異なるCa/Mg、Ca/Ni系及びTi/Cu、Ti/Cr系合金間化合物を試作し、高温における水素吸蔵放出特性評価を行った。その結果500~1200CでTi/Cu、Ti/Crが,500~300CでCa/Mg系化合物がヒートポンプの高温用及び低温用MH材として利用できることが明らかとなった。
山口 貞衛*; 高広 克己*; 藤野 豐*; 楢本 洋; 小沢 国夫*
Journal of Alloys and Compounds, 231, p.132 - 137, 1995/00
被引用回数:4 パーセンタイル:42.19(Chemistry, Physical)VD単結晶中のD原子の結晶学的占有位置を、D(He,p)He核反応とチャネリングを組合せたイオンビーム解析法により調べた。特に温度をパラメータにした実験から、406K以上の相では四面体格子位置を、406K以下の相では八面体格子位置を占有することを明らかにした。八面体格子位置に関しては、軸及び面チャネリング実験からチャネリング臨界角を求めて平均密度分布を求めた結果、[100]方向ではかなり広がった分布を持つことを明らかにした。これらの成果について、上記国際会議で報告する。